ナイツの塙さんが、自身のYouTube企画で後輩芸人であるミーナにM1決勝出場をかけたドッキリ企画を行ったことが炎上しています。
塙さんは「M1グランプリ2023」でも継続して審査員を務めることが発表されており、審査員の立場を利用した笑えないドッキリになったと言われています。
そこで今回は、ナイツ塙さんのミーナに対するM1ドッキリ企画が炎上している5つの理由についてお伝えします。
ナイツ塙のミーナM1ドッキリ企画の内容とは?
ナイツ塙さんが自身のYouTubeチャンネルで、後輩芸人ミーナに対し仕掛けたドッキリ企画が炎上しています。
塙さんのドッキリ企画とは、2023年6月~10月にかけて、ミーナの所属事務所ホリプロコムも全面協力した長期大型企画でした。
そんな炎上中のドッキリ企画の時系列がこちら。
塙さんがミーナへ「漫才協会にM1決勝進出が確約される1席が用意されたので、その権利をミーナへ与えたい」と持ち掛けるドッキリ企画を仕掛けた。
ミーナがM1予選敗退したらネタバレする企画だった。
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ミーナはそれを聞かされながら、M1予選に出場。1回戦を突破。
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ドッキリ協力者・オキシジェンの三好さんが、
「ミーナがプレッシャーに押しつぶされそうなのでネタばらししてあげてほしい」と塙さんに依頼するも、ドッキリを継続。
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ミーナがM1予選2回戦のネタを見て欲しいと塙さんに依頼してきたので、ネタばらしする予定だったが、喜助さん1人で来たためネタばらしせず。
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ミーナは漫才協会の関係者から、
「M1予選1回戦でやったネタが本当に面白かったので、このネタを2回戦でやったら無条件で3回戦にいかせる、決勝にもそのままいかせる」と言われたたため、ミーナ自身はネタを変える予定だったが変えずに2回戦出場。
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ミーナはM1予選2回戦で敗退。
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塙さんがミーナへネタばらしし、ミーナがブチ切れ。
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【追記】塙さんがミーナへ謝罪。お互いに和解し解決。
という流れでした。
塙さんのこのドッキリ企画の動画は炎上騒動の影響により、お蔵入りとなりました。
ドッキリ企画のターゲットになったコンビ・ミーナについて、簡単にご紹介します。
2021年結成、ホリプロコムと漫才協会に所属するお笑いコンビ。左:喜助(きすけ) 29歳
右:ATSUSHI(あつし) 33歳
結成1年半で、2023年「漫才新人大賞」を受賞した実力派コンビ。
M1予選は2021年~2023年出場、いずれも2回戦敗退。
ナイツの塙さんが会長を務める漫才協会に所属しており、2023年に「漫才新人大賞」で優勝したことで、ホリプロコムからスカウトを受け所属することになりました。
塙さんはミーナの漫才がおもしろくて好きということで、今回のドッキリ企画のターゲットになったようです。
では炎上している5つの理由について見ていきましょう。
【炎上理由5選】ナイツ塙のミーナM1ドッキリ企画が酷い!
ナイツ塙さんがミーナに仕掛けたM1ドッキリ企画が炎上している5つの理由がこちら。
- ミーナがブチ切れている
- M1の格を下げた
- M1審査員という立場を利用し悪質なドッキリ
- ミーナにとって大事な1年を潰した
- 企画がそもそも面白くない
では詳細をご紹介します。
①ミーナがブチ切れている
1つ目の理由は、ドッキリ企画に対し、
ミーナがブチ切れていること
です。
ミーナは自身のラジオ番組「ミーナのラジオ聴いてミーナ」で、
「これはドッキリというか潰しです。M1潰しです。」
と、ネタばらしされた後の心境を語っています。
塙さんは「ネタばらしした時、ミーナは相当ブチ切れていた」と話しており、ネタとして昇華できている様子ではないようです。
仕掛けられたミーナは本気でM1予選に出場していたものの、ドッキリ企画のため動揺してしまい、本来の実力が出せなかった可能性は十分に考えられますね。
②M1の格を下げた
2つ目の理由は、
ありもしないM1決勝出場権をかけたドッキリ企画で、M1の格を下げたと言われること
です。
実際には存在しない「M1決勝出場権」を出した企画で、M1に本当にこのような八百長話があるかのような想像もでき、M1の格を下げたとも言われています。
M1という真剣勝負の場に「ドッキリ」を持ち込むこと自体、M1への冒涜とも言えそうです。
③M1審査員という立場を利用し悪質なドッキリ
3つ目の理由は、
塙さんはM1審査員という立場で、それを利用した悪質なドッキリであること
です。
塙さんは2018年からM1決勝戦の審査員を務めており、M1運営側の立場に見えますよね。
そんな塙さんから「M1決勝出場権を与える」と言われると、極めて信ぴょう性が高く、新人コンビであるミーナにとっては断ることも難しかったのではないでしょうか。
ミーナは「M1決勝出場権」を断ることもできたかもしれませんが、長年審査員を務め、ミーナも所属する漫才協会の会長である塙さんからの提案だと、断る選択はかなり難しいものであったと思われます。
塙さんは「M1グランプリ2023」でも審査員を務めることが発表されていますが、他の審査員にも迷惑をかける行為だと批判が出ています。
④ミーナにとって大事な1年を潰した
4つ目の理由は、
ミーナにとって大事な1年を潰した可能性がある
ということです。
M1に出場できるのは「結成15年以内」のコンビであることが条件で、その内の1年をこのドッキリの重圧により潰された可能性も指摘されています。
ミーナは2021年結成と3年目のコンビでまだM1出場のチャンスはありますが、貴重な出場機会を別の圧力で潰されたとも言えます。
ミーナ自身は、M1予選2回戦では1回戦突破したときとは別のネタで出場する予定でしたが、
漫才協会の関係者から「M1予選1回戦でやったネタが本当に面白かったので、このネタを2回戦でやったら無条件で3回戦にいかせる、決勝にもそのままいかせる」と言われたことで、2回戦でも同じネタで出場しました。
結果的に2回戦敗退となり、本来披露するはずだったネタだったらどうなっていたのか、とも考えてしまいますよね。
⑤企画がそもそも面白くない
5つ目の理由は、
ドッキリ企画がそもそも面白くない
ことです。
塙さん自身のYouTubeチャンネルでのドッキリ企画でしたが、どのような結果になったとしても、企画自体がおもしろくなる未来が見えないと言われています。
「M1グランプリ」は芸人にとって人生を掛けた真剣勝負の場であり、また仕掛け人である塙さんが長年審査員を務めていることから、全く笑えないドッキリ企画となってしまいました。
ナイツ塙はドッキリについてラジオで説明
ナイツの塙さんは、このドッキリ企画について自身のラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」で詳細を話しています。
この中で、ミーナに仕掛けた一連の長期大型ドッキリ企画について、
「これはダメです。俺がやったことは最低」
と自身のドッキリ企画が良くなかったと認めています。
本来このドッキリ企画は塙さんさんのYouTubeチャンネルで動画として公開される予定でしたが、炎上騒動によりお蔵入りとなりました。
そして、2023年12月21日に塙さんのYouTubeにミーナと共に出演し、ドッキリ企画についての謝罪を行いました。
ミーナはお蔵入りになることをかなり残念がっていましたが、塙さんのことを許していると投稿されています。
僕らは許してるので皆さんもそんなに怒らないでください。
— ATSUSHI【ミーナ】 (@guruguru_ats76) December 21, 2023
あと応援してくださる方は是非ライブへお越しください。
ミーナのドッキリについて https://t.co/HZiwhxehXt @YouTubeより
塙さんは「ミーナの大事な15年のうちの1年を奪ってしまった」など反省を述べ、ミーナに対し謝罪していました。
これでお互いに和解されたということですので、一連の炎上騒動は解決されました。
ミーナはM1は予選敗退となりましたが、「新人漫才大賞」優勝という実力のあるコンビですので、今後の活躍を楽しみにしたいですね。
【炎上理由5選】ナイツ塙のミーナM1ドッキリ企画|まとめ
今回は、ナイツの塙さんが芸人コンビ・ミーナに対し仕掛けた「M1決勝出場権」をかけたドッキリ企画が炎上している理由についてお伝えしました。
芸人にとって人生を掛けた大舞台であるM1を利用したドッキリ企画で、さらに審査員の立場も利用したことで塙さんは炎上しています。
残念ながら動画はお蔵入りとなりましたが、ミーナの今後の活躍に期待したいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。