X(旧Twitter)で、収益目的の投稿を繰り返すインプレゾンビ。
非常に迷惑な存在として知られています。
しかし最近、インプレゾンビが改心し、まともな投稿を始めたところ、人気アカウントになったという面白い事例がありました!
一体どういうことなのか、この記事では、その元インプレゾンビの人気アカウントについて紹介します!
そもそも「インプレゾンビ」とは?
インプレゾンビの「インプレ」は、「インプレッション」の略語ですが、これはSNSにおける閲覧数のこと。
Xは、「クリエイター広告収益分配プログラム」を導入しており(日本では2023年8月に導入)、投稿が閲覧された回数に応じて収益を分配しています。
収益を得るため、Xで注目されている投稿を転載、また意味のない返信をして閲覧数を増やすことを「インプレ稼ぎ」、「インプレ稼ぎ」をする人を(ゾンビのように増えていることから)「インプレゾンビ」と呼びます。
インプレゾンビのせいで、せっかくの人気の投稿に対するコメントなどが読みにくくなりますよね!
インプレゾンビはイスラム語が多いのでイスラム圏から?
ある方の集計によると、インプレゾンビの国籍で一番多いのがナイジェリア。次いで、サウジアラビア・パキスタンなどが続くそうです。
これらの国は一般市民の収入が低く、インプレゾンビを行うことで、収益の足しにしていると言われています。
なお、イスラム語が目に付きやすいのは日本人にとって珍しいから目立つだけであり、実際には様々な言語で同様の行為が行われているようです。
話題の元インプレゾンビの人気アカウント
2024年5月、そんなインプレゾンビ達に対して、ある日本人のXユーザーがアドバイスしたと言います。
「インプレゾンビをするより、地元の風景や料理などを日本語で投稿したほうが、インプレは伸びるのでは?」
これに、あるナイジェリア人のインプレゾンビが反応、アドバイス通りに地元の風景などをアップしたところ・・・
大人気アカウントになったのですね!!
ナイジェリア在住のKen chan氏は、ナイジェリアの街並みや食べ物の写真を日本語で投稿したことをきっかけに、日本人ユーザーから人気となり、フォロワー数が1万人を超えました!
Ken氏が投稿した、ナイジェリアの街並みはこんな感じです。
なかなかナイジェリアには旅行できないので興味深いですね!
また、地元の食べ物の写真を投稿すると、ユニークな飯垢(?)として、多くの日本人からコメントを集めています!
日本では食べられなさそう、どんな味がするのかな?
その後、TikTokに動画も投稿するようになったようです!
インプレゾンビが人気アカウント化・まとめ
転載や他言語の投稿の繰り返しで閲覧数を稼ぐ迷惑なインプレゾンビ。
今回は、そんなインプレゾンビが改心し、地元の情報を発信することで人気アカウントになったお話を紹介しました。
これこそ正しいSNSの使い方ですね!
日本では見られない風景や食べ物など、今後も投稿を続けていってほしいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。