2024年5月下旬、映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」が配信・公開されます。
この映画の製作はスタジオコロリドという会社ですが、一体どういう会社なのでしょうか?
この記事では、スタジオコロリドが過去に手掛けた作品などについて、詳細を調べてみました!
好きでも嫌いなあまのじゃく
映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」は、「皆に嫌われたくない少年」と「天真爛漫な鬼の少女」のお話。
後で詳しく書きますが、スタジオコロリド制作の長編アニメーションの4作品目になります。
監督は柴山智隆さんという方で、過去にもスタジオコロリドの長編を手掛けた実績があります。
2024年5月24日から、全国で劇場公開(上映館はこちら)されるほか、Netflixでの独占配信がスタートします。
主題歌「嘘じゃない」、挿入歌「Blues in the Closet」は、人気アーティストのずっと真夜中でいいのに。が担当しています。
スタジオコロリドとは
「スタジオコロリド」は、2011年に設立されたアニメ制作会社で、東京都世田谷区に本社があります。
スタジオは、本社の豪徳寺スタジオ・中野坂上スタジオ・国分寺スタジオに加えて、京都スタジオもあるようです。
社名の「コロリド」(colorido)とは、ポルトガル語で「色彩に富む」という意味で、
若い才能が挑戦をしながらも、安心して働ける場所であること。未開のデジタル手法を開拓する事で新たなチャンスと現場を作ること。そして何よりも優れた作品を作り出すこと。
このような会社を目指したい、とのことです。
一貫してデジタル作画の推進に取り組んでいるほか、ともすれば過酷と言われるアニメ制作現場に、きちんとお金が回る仕組みを作って運営しようと心掛けているようです。
社名には、「多様な才能が活気ある現場を作り出し、多彩な作品が生まれ出て欲しい」という願いが込められているとか。
スタジオコロリドが制作した長編アニメーションは、今回の「好きでも嫌いなあまのじゃく」で、第4作品目。
これまでの長編作品は、以下の4つになります:
- ペンギン・ハイウェイ(2018年)
- 泣きたい私は猫をかぶる(2020年)
- 雨を告げる漂流団地(2022年)
- 好きでも嫌いなあまのじゃく(2024年)
これらの劇場用の映画作品のほか、 CM・ショートフィルムなども手掛けています!
スタジオコロリドの制作作品は、こちらで一覧が見れます。ヨルシカのMVなども制作しているのですね!
現在の代表は金苗将宏さんという方ですが、設立したのは宇田英男さんという方で、この方は現在、地方でのアニメ制作の実例を作るべく、高知県で「スタジオエイトカラーズ」を運営されているようです。
なお、スタジオコロリドの親会社はツインエンジンというアニメプロデュース会社で、作品を二人三脚で作成しているようです。
このツインエンジンは、フジテレビ・ノイタミナ初代編集長を務めた山本幸治さんという方が代表を務めており、複数のアニメスタジオを傘下に抱えています。
スタジオコロリドについて・まとめ
この記事では、映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」の制作会社、スタジオコロリドの詳細について取り上げました。
今回で長編アニメーションは4作目ですが、日本の映像作品の次世代の育成にも取り組んでおり、今後の成長が楽しみなスタジオですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。