2023年11月26日、第6回パリオリンピック選考会である「2023全農CUP大阪大会」で張本智和選手を下し見事優勝した戸上隼輔(とがみしゅんしゅけ)選手!
2023年現在、戸上隼輔選手は現役大学生で明治大学経済学部の4年生です。
戸上隼輔選手は卓球のため中学を転校するほどで、幼少期から卓球経験者である両親と兄弟で卓球に打ち込んできました。
そこで今回は、戸上隼輔選手の学歴一覧と卓球の経歴についてお伝えします。
戸上隼輔の学歴一覧
2024年に開催されるパリ五輪の卓球男子シングルス代表2枠目を獲得した戸上隼輔選手。
現在大活躍中の戸上隼輔選手は2001年8月24日生まれの22歳で、明治大学経済学部の4年生(2023年11月現在)です。
まずは戸上隼輔選手の学歴一覧をご紹介します。
【小学校】津市立修成小学校
【中学校】津市立橋南中学校→野田学園中学校(山口県)
【高校】野田学園高等学校
【大学】明治大学経済学部
では小学時代からの学歴と卓球歴について、詳細を見ていきましょう。
戸上隼輔の小学校|津市立修成小学校
戸上隼輔選手は三重県出身で、卓球選手であった両親、また先に卓球を始めていた兄2人の影響から3歳で卓球を始めました。
戸上隼輔選手の通っていた小学校は、
津市立修成小学校
です。
戸上隼輔選手は小学生時代、三重県津市の松生卓球道場に通い、小学6年生の時には全日本選手権大会男子ホープスの部で準優勝を果たしました。
松生卓球道場の松生幸一館長によると、当時の戸上隼輔選手は、
「隼輔はとにかく優しくて、人の話をよく聞いて、努力もする。それでいて頭も良いですね。」
引用:松生卓球道場
と、人柄も練習への姿勢も絶賛されています。
年上からも年下からも好かれ周りが応援したくなる存在で、小学生時代から皆に愛され、それに応え努力する性格だったようです。
松生幸一館長は一切叱らない指導をされているようで、戸上隼輔選手はその優しさや愛情を受けて成長されたようですね。
戸上隼輔の中学|地元三重から山口・野田学園中学校へ
戸上隼輔選手は小学生時代の全国大会準優勝という実績から、多くの卓球強豪中学校から誘いがあったようですが、地元中学への進学を決めました。
津市立橋南中学校
戸上隼輔選手は地元に残りたい気持ちが強かったことから、津市立橋南(きょうなん)中学校に進学します。
しかし、中学1年の全国中学校卓球大会でシングルス2回戦敗退に終わり、この結果を受け戸上隼輔選手は強豪校への転校を考え始めました。
「すぐ負けてしまってそれが悔しくて。全中で勝っている人を見てかっこいいなと」
引用:Rally
戸上隼輔選手は自分のプレイスタイルに合った高校である、山口県の卓球強豪校・野田学園中学校へ転校を決意しました。
強豪校・野田学園中学校へ転校
戸上隼輔選手は中学2年の9月から野田学園中学校へ転校。親元から離れ、寮生活を送り始めました。
野田学園中学校は学生卓球界の名門校で、
- 吉村真晴選手(リオ五輪銀メダリスト)
- 吉村和弘選手(2019年世界選手権代表)
など数々の有名選手を輩出しています。
戸上隼輔選手は野田学園中学校での指導法とプレイスタイルがマッチし、中学3年の頃の全国中学校卓球大会では自己最高の、
- シングルスベスト8
- 団体準優勝
という記録を残しました。
中学転校という大きな決断が、結果的に戸上隼輔選手の才能を大きく伸ばし躍進に繋がったようですね。
戸上隼輔の高校|野田学園高等学校
野田学園は中高一貫校のため、野田学園中学卒業後、内部進学で野田学園高校に進学しました。
野田学園高校も卓球強豪校で、戸上隼輔選手は1年生のころからチームの主力選手として活躍しました。
高校1年:シングルス準優勝
高校2年:シングルス優勝
と輝かしい成績を残しています。
この成績を受けて、Tリーグ開幕とともに高校2年生でTリーグのT.T彩たまと契約。
高校3年生では団体での優勝は逃したものの、シングルス、ダブルスでの優勝を果たしています。
戸上隼輔の大学|明治大学経済学部
戸上隼輔選手は2020年4月に明治大学に入学。2023年11月現在、
明治大学経済学部4年生
で、体育会卓球部に所属しています。
明治大学卓球部のOBには元日本代表の水谷隼選手がおり、戸上隼輔選手が明治大学に進学した理由も、
「水谷さんたちのように世界で活躍されている偉大な先輩たちと肩を並べ、いずれは超えたいという気持ちもあって、明治大に進むことを決めたんです。」
引用:Sportiva
と話しています。
戸上隼輔選手は高校卒業後プロになるか悩んだようですが、明治大学には世界で戦うための環境が整っていることもあり、大学進学を決意されたようです。
明治大学卓球部も卓球の強豪であり、おそらくスポーツ推薦で進学したものと思われます。
明治大学卓球部の同学年には宇田幸矢選手もおり、2人で2021年の世界選手権ダブルスでは銅メダルを獲得されています。
宇田選手とはチームメイトでありライバルであり、日本代表として切磋琢磨し合う仲なのです。
現在4年生ですので2024年3月には卒業予定で、卒業後の活躍も楽しみですね。
戸上隼輔は明治大学政治経済学部4年生!まとめ
今回は、卓球男子日本代表の戸上隼輔選手の学歴一覧と卓球経歴についてお伝えしました。
戸上隼輔選手は現在、明治大学経済学部の4年生で体育会卓球部に所属しながら、日本代表として世界で、またTリーグでも活躍されています。
2024年のパリ五輪では張本智和選手とともにシングルスの代表権を獲得し、これからの活躍がますます楽しみですね!
「2023全農CUP大阪大会」の女子優勝の張本美和選手についてはこちらをご覧ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。