2024年5月24日、阪神-巨人の10回戦で、巨人の先発・戸郷翔征選手が、ノーヒットノーランを達成しました。
巨人の選手が阪神戦でノーヒットノーランを達成するのは、1936年に沢村栄治選手が達成して以来のことだそうです!
この記事では、戸郷選手が達成したノーヒットノーランについて、詳しく見ていきます。
2024年5月24日 阪神-巨人 10回戦
5月24日・金曜日の夜、満員の甲子園で始まった阪神-巨人の10回戦。
巨人の先発は戸郷翔征選手、阪神の先発は及川雅貴選手でした。
試合は序盤から締まった投手戦となります。
戸郷選手は芸術的な投球術で阪神打線を翻弄し、1本のヒットも許しません。
一方、及川選手・阪神の中継ぎ陣も好投を続け、巨人もランナーは出すものの、好守などに阻まれて得点できず。
及川選手は5回、1点を失い、さらにアクシデントで降板しますが、その後も試合は膠着状態でした。
9回裏、阪神は四球からの送りバントで、1アウト2塁の1打同点のチャンスを作りましたが、1番・近本選手、2番・中野選手ともに凡退。
戸郷選手のノーヒットノーラン達成と相成りました!
なお、エラーによる出塁があったほか、9回に1つ四球を出したこともあり、完全試合ではありません。
記録について
今回の戸郷翔征選手のノーヒットノーラン達成は、人数としては史上89人目。
球史上、同じ選手が何度か達成しているため、回数としては史上101回目の達成です。
プロ野球では2023年9月の山本由伸選手以来、セリーグでは2022年6月の今永昇太選手以来でした。
巨人としては2018年7月のの山口俊選手以来(CSを含めると、2018年10月の菅野智之選手以来)の達成で、球団史上17人目だそうです。
さらに、阪神相手の達成となると、沢村賞に名前を残す沢村栄治投手が1936年・1937年に達成して以来で、実に87年ぶりのようです!(通算3回目)
伝統の一戦の雰囲気のなか、ノーヒットノーランを達成するのは、なかなか難しいんでしょうね。
なお、達成された側の阪神としては、2019年9月に中日・大野雄大選手に達成されて以来でした。なお、阪神の達成者は2004年10月の井川慶選手まで遡ります。
阪神は2023年の日本一チームなので、そこからの達成となると、またすごい記録ですね・・・
戸郷翔征ノーヒットノーラン・まとめ
2024年5月24日、巨人の戸郷翔征選手が、「伝統の一戦」でノーヒットノーランを達成しました。
昨年日本一を達成し、首位を走る好調・阪神タイガースに一矢報いた形になりました。
これをきっかけに、巨人のエース・戸郷選手と阪神タイガースの因縁も深まりそうですね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。