2023年9月25日、宝塚歌劇団月組トップの月組トップスター・月城かなとさんが2024年7月7日に退団すると発表されました。
月城かなとさんの退団理由ですが、退団記者会見で「就任早々から本拠地5作と決めていた」と話しており、月組トップスターに就任して早い段階で退団時期は決めていたようです。
そこで今回は、月城かなとさんが退団する3つの理由、海乃美月さんの添い遂げ退団についてお伝えします。
月城かなとが退団発表
【宝塚】来年7月卒業の月組トップ月城かなと「つないでいく役目がある」本拠地5作がメドだった #月城かなと #宝塚月組https://t.co/B4dEDkRfrc
— 日刊スポーツ (@nikkansports) September 26, 2023
2023年9月25日、宝塚歌劇団月組スターの月城かなとさんが退団することを発表しました。
退団日は2024年7月7日で、東京宝塚劇場公演 ミュージカル・ロマン『Eternal Voice 消え残る想い』、レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』の千秋楽をもって退団となります。
月組トップ娘役・海乃美月さんも同時に退団することを発表しており、添い遂げられます。
公演タイトルが『Eternal Voice 消え残る想い』ということから「卒業フラグ」と言われていましたが、やはり退団発表となりましたね。
端麗な容姿に美しい所作、また新人の頃から評価されてきた演技力と、トップスターとしての素質すべてを兼ね備えたと言える月城かなとさんの退団発表に、惜しむファンも多いですよね。
しかし、月城かなとさんの退団理由はまさに“月城かなとさんらしい”潔いものでした。
では月城かなとさんの宝塚歌劇団退団の理由を見ていきましょう。
月城かなとが退団する理由3選
月城かなとさんが宝塚歌劇の退団を決めた3つの理由はこちらです。
- 本拠地5作で退団と決めていた
- 怪我の影響
- 次世代につなぐため
では詳細を見ていきましょう。
①本拠地5作で退団と決めていた
月城かなとさんは2023年9月26日の退団会見で、
「就任時から本拠地5作をメドに月組の歴史をつないでいくと覚悟していた」
と発表し、月組トップスターに就任した当初から退団時期を決めていたようです。
トップスターとしての覚悟を感じますね。
月城かなとさんは2021年8月16日に月組トップスターに就任。
コロナ禍でのトップスター就任で、公演が通常通りできないという大変な時期もありましたが、トップスターとして次の月組へつなげるタイミングを見据えて舞台に立っていたようです。
月城かなとさんの本拠地5作品は、
- 「今夜、ロマンス劇場で」
- 「グレート・ギャッビー」
- 「応天の門」
- 「フリューゲル-君がくれた翼-」
- 「Eternal Voice 消え残る想い」
となり、2024年3月28日に宝塚大劇場で開幕する「Eternal Voice 消え残る想い」が退団公演となります。
②怪我の影響
月組 東京宝塚劇場公演 休演者のお知らせ
— ヅカと花 (@zuka_hana) May 21, 2019
(月組)月城 かなと
※公演中の怪我のため、ショーを休演しておりましたが、治療に専念するため、芝居・ショーともに休演いたします
■代役
本位田又八 月城かなと→風間柚乃
辻風黄平(宍戸梅軒)風間柚乃→蘭世惠翔
公式HPhttps://t.co/5v6YsolJAn
月城かなとさんは2019年5月の『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より/クルンテープ 天使の都』の公演中に怪我をし、治療のため約5か月間の療養休養を取っていました。
怪我の程度は公表されていませんが、長期の療養となったため、怪我の度合いはかなり深刻だったのではと言われています。
当時の怪我が影響しているかはわかりませんが、トップ就任当初から「本拠地5作」と決めていた理由に怪我の影響があったとも考えられます。
トップスターとして全力を注ぐには「5作」というのが、月城かなとさんにとって最大限の力を発揮できる作品数だったのかもしれませんね。
③次世代につなぐため
月城かなとさんは退団会見で「自分にはつないでいく役目がある」と話しており、次世代へつなぐために自身の退団のタイミングを決めたようです。
会見では、
「歴代月組のトップスターの名前を拝見して、自分は、どうやって組につないでいくのがベストなのか。自分にはつないでいく役目がある」
引用:Yahoo!ニュース
と、次の世代へつないでいくことの重要性を語っています。
2024年は「宝塚歌劇110周年」という節目の年でもあり、月城かなとさんは新たな世代へつなげるため、2024年に退団することを選ばれたと思われます。
月城かなとさんはコロナ禍の2021年にトップスターに就任し、「本拠地5作」というのは期間としても短い気がしますが、「宝塚歌劇110周年」という大きな節目に新たなスターを生み出すため、退団を決意されたようです。
月城かなとに海乃美月も添い遂げ退団
宝塚月組トップ娘役、海乃美月「宝塚はすてきな場所」退団会見 – サンスポ💐 https://t.co/WUrIaPiX81
— sandy (@sandylove0408) September 26, 2023
月城かなとさんと共に、月組トップ娘役の海乃美月さんも2024年7月7日に退団することを発表しました。
月城かなとさんは本拠地2作目となる2022年の「グレート・ギャツビー」の公演中に、海乃美月さんへ、
「私は5作で卒業する」
と伝えていたようです。
月城かなとさんは海乃美月さんへ「自分のタイミングでどうするべきか、一度考えてほしい」と伝え、海乃美月さんは考えた結果、月城かなとさんと添い遂げ、退団を決意しました。
7月7日七夕に添い遂げ退団されるということで、とてもロマンチックですね。
うみちゃん、最後まで添い遂げと言うファンの夢を叶えてくれてありがとうございます。貴女が決めた道ならば私達はどこまでもついて行きます。れいこさん「海乃と共に」そう言っていつも共に歩く姿を最後まで追わせて貰えるんですね、幸せです。月城かなと、海乃美月率いる月組に出会えて幸せです。
— ゆい (@yui0618aya) September 25, 2023
月城かなとと海乃美月が七夕の日に宝塚から旅立つの、最後まで美しいコンビだよ…
— きみもり🍴🍳 (@KneelxBeforexMe) September 25, 2023
御伽話みたいなふたりだったな。
月城かなとさんと海乃美月さんのペアは相性が素晴らしく、ファンにとっても海乃美月さんが最後まで添い遂げるという展開は胸熱ですね。
月城かなと退団後の活動は?
月城かなとさんの退団後の活動について、現時点ではまだ発表されていません。
月城かなとさんは会見では「最後まで男役としてまっとうしたい」と語っており、現時点で退団後のことはまだ決定していない可能性が高そうです。
しかし、月城かなとさんの端麗な容姿、また素晴らしい演技力から、おそらく映画やドラマなど俳優として活動される可能性が高いのではないでしょうか。
これだけ才能に溢れる月城かなとさんですので、退団後も表舞台で活躍を続けていかれることに期待したいです!
退団後の活動も楽しみですが、まずは2024年7月7日の退団まで、月城かなとさんの活躍を応援したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。