2023年12月5日、韓国で2024年2月27日をもってTwich(ツイッチ)のサービスを終了すると発表されました。
Twichはライブ配信プラットフォームで、多くのストリーマーや配信者が利用しており、大きな騒動となっています。
そこで今回は、韓国でTwichのサービス終了となった理由と、サブスクなど日本での影響はどうなるのかについてお伝えします。
韓国でTwichサービス終了の理由は通信コスト
多くのストリーマーが利用する配信プラットフォーム「Twich」ですが、2024年2月27日をもって韓国でのサービスを終了すると発表しました。
ゲーム配信と言えばYouTubeよりTwichのイメージが大きいほど、大人気の配信プラットフォームだったため、まさかのサ終発表にとても驚きましたね。
韓国でTwichのサービス終了となった理由は、
韓国でのTwitchの運営コストが高額で、これ以上ビジネスを続けることが不可能であるため
と発表されています。
今回サービス終了となるのは、世界の中でも韓国だけで、韓国では諸外国に比べ約10倍も通信コストが高く、それが原因で韓国でのビジネス存続が不可能となったようです。
動画の品質を守るため、P2Pモデルの配信を試みました。次に、韓国内で配信される動画の画質を最大720pに制限しました。こういった取り組みでのコスト削減を行いましたが、それでも韓国におけるネットワーク料金は諸外国に比べ約10倍高額でした。
引用:Twich公式
Twichは韓国でのサービスを続けるため、コスト削減においてさまざまな施策を試みてきましたが、通信コストの高さからすでに多額の損失を出している状態になっています。
これ以上の損失を出すことはできないため、サービス終了決断に至ったと発表しています。
諸外国の10倍の通信コストとは相当なものですね。
このニュースを受け、Twichを使って配信している韓国ストリーマーや、韓国ユーザーから困惑の声が上がっています。
韓国でTwichサービス終了で日本での影響は?
Twichのサービス終了した2024年2月27日以降、日本での影響については、
居住国を韓国として登録しているストリーマーの配信は見ることができなくなります。
韓国から配信しているストリーマーはTwichからの収益が得られなくなり、Twichを中心に活動していたストリーマーの方々には大きな影響を与えそうです。
また、韓国のユーザーはサブスク、サブスクギフト、ビッツを新規購入できなくなります。
韓国以外から配信しているストリーマーでも韓国ユーザーからの課金サービスが終了するため、減収の可能性があります。
Twichは韓国のTwichストリーマーに向けて、
韓国のTwitchストリーマーの皆様が、韓国内の他のライブ配信サービスにスムーズに移行できるようサポートしてまいります。
引用:Twich公式
と発表しており、すでに移行をサポートができるよう他のサービスと連絡を取っており、準備ができたらストリーマーへ連絡する予定とのことです。
他の配信サービスがどこなのかはまだ発表されていませんが、Twichに慣れ親しんでいるストリーマーやユーザーにとってはやはり韓国でのTwichサ終は残念ですよね。
韓国でTwichサービス終了後サブスクはどうなる?
韓国でTwichサービス終了後、サブスクはどうなるのかですが、
韓国ストリーマーのサブスクは、2024年2月27日で自動キャンセルされる
ようです。ストリーマーがそれ以前に更新キャンセルをしない限り、2024年2月27日までは自動更新されます。
また今回の韓国でのサービス終了に伴い、2023年12月6日より韓国ストリーマーのサブスクについて払い戻し請求を受け付けるとも発表されています。
請求期限は2024年3月27日までとなっており、日本からでも韓国ストリーマーのサブスク契約されている方は、払い戻しの対象となります。
払い戻しの請求については、Twich公式のこちらのブログに詳細が記載されていますので、ご確認ください。
韓国でTwichサービス終了の理由|まとめ
今回は、2024年2月27日を以って韓国でのTwichサービス終了されることについてお伝えしました。
- 韓国で2024年2月27日をもってTwichサービス終了
- 日本では韓国ストリーマーの配信が見ることができなくなる
- 韓国ストリーマーのサブスクは2024年2月27日で自動キャンセルされる
日本から韓国ストリーマーの配信をよく見ていたという方も多いと思いますので、今回の韓国でのTwichサ終はかなり驚いた方も多いのではないでしょうか。
韓国でのネットワーク問題はTwichに限らず、今後もさまざまなところで起こりそうですよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。