2023年9月27日、中国・杭州で開幕中の「第19回アジア競技大会」の柔道競技で、日本がウズベキスタン相手に男女混合団体戦で完全優勝を果たしました。
しかし、東京五輪で金メダルを獲得した阿部一二三・阿部詩兄妹は日本代表として出場しておらず、なぜ出場していないのか気になった方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、【アジア大会2023柔道】に阿部一二三選手・阿部詩選手が出場しない理由についてお伝えします。
【アジア大会2023柔道】阿部一二三・詩が出場しない理由
阿部一二三選手・阿部詩選手が「第19回アジア競技大会」に出場しない理由は、
阿部一二三選手・阿部詩選手はすでにパリ五輪代表に内定されているから
だと言われています。
「第19回アジア競技大会」に出場できなかった訳ではなく、すでにパリ五輪代表に内定されているため出場しなかったのですね。
今回の「第19回アジア競技大会」はパリ五輪出場枠を獲得するための対象大会となっていますが、阿部一二三選手・阿部詩選手共にすでにパリ五輪代表に内定されているため出場せず、他の選手に出場機会を譲った形のようです。
阿部一二三選手と同じ男子66キロ級で出場した田中龍馬選手はアジア大会で見事優勝されましたね!
阿部兄妹が不在の中でも、日本代表は柔道混合団体で2大会連続優勝をおさめ、日本代表選手層の厚さが伺えます。
【アジア大会2023柔道】阿部一二三・詩はパリ五輪内定済
阿部一二三選手・阿部詩選手は共に、2023年6月29日に行われた全日本柔道連盟の強化委員会で、2024年に行われるパリ五輪の代表内定選手に選出されました。
パリ五輪の1年1か月前に内定されたのは日本柔道史上最速です!
パリ五輪に内定された条件は、
- 2023年ドーハ世界選手権での優勝者
- 各階級2番手との明確な差がある選手
となっています。
阿部一二三選手・阿部詩選手は2023年5月に行われた「ドーハ世界柔道選手権大会」にてそれぞれ金メダルを獲得しています。
また、阿部一二三選手の男子66kg級、阿部詩選手の女子52kg級は、それぞれ2番手との明確な実力の差があると認められ、早々にパリ五輪代表に内定されました。
東京五輪に引き続き、兄妹同日連覇が期待されますね!
【アジア大会2023柔道】阿部一二三・詩が出場しない理由|まとめ
今回は、中国・杭州で行われている「第19回アジア競技大会」の柔道競技に阿部一二三選手・阿部詩選手が出場しない理由についてお伝えしました。
阿部一二三選手・阿部詩選手は、すでにパリ五輪代表に内定されているため「第19回アジア競技大会」には出場しなかったことがわかりました。
阿部兄妹のパリ五輪での活躍にも期待したいですね!
卓球の伊藤美誠選手もアジア大会に出場していませんでした。理由はこちら。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。