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北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業!芸能人も各駅で祝福。今後の大阪までの延伸はいつ?

2024年3月16日に『北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間』が、延伸開業されました。

開業各駅では出発式や開業記念イベントが開かれて、芸能界の方々も祝福されていました。

これで福井県まで乗り換えなしで、最短2時間51分で首都圏からアクセスできるようになり北陸地方に対する経済効果も期待されています

さらに、残った敦賀〜新大阪間の延伸開業はいつになるのか、調査していきます!

目次

北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業!

北陸新幹線は、まず2015年3月に長野~金沢(石川県)間が開業。そこから6駅増えて、この3月16日に敦賀(福井県)まで延伸開業されました。

これまで福井県は取り残されていましたが、これで北陸新幹線で東京~敦賀(福井県)までのアクセスが繋がったことになります。

今まで特急移動と比べると約50分短縮されて、東京から乗り換えなしで、最速で東京ー福井間が2時間51分、東京ー敦賀間は3時間8分で行けるようになっています

さらに料金も安くなったので、これからたくさんの観光客やビジネスで盛り上がりを見せそうです!

開業各駅で芸能人が出発の合図やイベントで祝福!

3月16日(土)の開業日には、出発の合図やイベントなど、各駅で芸能人の方によるセレモニーが行われました。

東京駅始発は石川県出身の浜辺美波さんが出発の合図

東京駅から敦賀駅に出発する、6時16分始発の出発式の合図をされたのは、石川県出身の浜辺美波さん。

出典元:YouTube

インタビューでは、「2時間半で東京から金沢に行けるので、ちょっと実家に帰りたい時は毎回新幹線を利用します。本当に気軽に帰れるので便利だなと思って使わせていただいています。」と嬉しそうにコメントしていました。

小松駅始発の出発式はSixTONESの森本慎太郎さん、サプライズで松任谷由美さんが登場!

出典元: X(旧Twitter)

小松駅始発の出発の合図は、石川県金沢市出身のSixTONES森本慎太郎さんが務められました。

森本慎太郎さんは動画配信サービス「SixTONES森本慎太郎の#しん旅」で、故郷を旅しながら、知られていないご当地グルメや観光地など、石川県の魅力を発信しています。

小松駅開業イベントでは、松任谷由美さんと夫の松任谷正隆さんが夫婦でサプライズ登場し、開業を祝福しました。

イベントでは自衛隊の音楽隊が、松任谷さんのヒット曲「春よ、来い」などを演奏し、場を盛り上げていました。

出典元: X(旧Twitter)

ちなみに、松任谷由美さんは石川県の観光プロデューサーとして、PR動画のメロディ制作も手掛けています。

加賀温泉駅出発式は、中山夏月姫さんとグッチ裕三さん

加賀温泉郷観光大使で女性アイドルグループ・OCHA NORMAのメンバー中山夏月姫さんと、加賀市特命かがやき大使の歌手でタレントのグッチ裕三さん。

ゆう

加賀駅温泉駅の出発式はこのお二人が務め、出発式を祝いました!

福井駅では、EXILE橘ケンチさんが福井市特別1日駅長に

福井市食 PR 大使のEXILE THE SECOND橘ケンチさんは『福井市特別1日駅長』として、福井駅午前6時32分発車の合図を行いました。

出典元:Instagram

橘ケンチさんは、歴史的な1日を心から喜んでいたようですね。

越前たけふ駅は小泉孝太郎さんが一日駅長に

越前たけふ駅では、俳優の小泉孝太郎さんが「越前市特別1日駅長」を務め、出発式に出席されました。

ゆう

小泉孝太郎さんは、福井の眼鏡産業の発展をテーマにした映画『おしょりん』に出演しています。

出典元 X(旧Twitter)

トークショーにも出演し、越前市への思いや、映画の撮影秘話を語られていました。

敦賀駅始発は俳優の中条あやみさん

出典元:FNNプライムオンライン

敦賀駅では、6時11分、北陸新幹線のCMに出演されている女優の中条あやみさんと駅長さんの「出発進行〜!」の掛け声に合わせて、東京行きの始発が発車しました。

敦賀〜新大阪間の延伸はいつ?

今回、東京から福井県まで新幹線が乗り換えなしで繋がりました。福井県民の方の悲願であり、“100年に一度の好機“という声もありますが、嬉しいことばかりでもないようです。

これまで大阪~金沢を結んでいた特急列車「サンダーバード」や、名古屋~金沢間を結んでいた特急列車「しらさぎ」の運転区間が縮小されてしまったようです。

今まで大阪もしくは名古屋から福井県や石川県の金沢市まで一本でアクセスできていたのに、北陸新幹線の延伸開業で、敦賀駅の乗り換えが必要になり、大阪・名古屋方面からの北陸地方への移動は不便になってしまいました。

昔から、北陸地方の経済や産業は、大阪や京都など関西地方との結びつきが強いので、関西方面からの経済効果が減ってしまうのは少し心配ですよね。

北陸の方にとっては、北陸新幹線は大阪までの延伸が目標ですが、これには問題が山積みで、開業までの予定はまだ決まっていません。

開業ルート問題

敦賀駅から大阪までのルートには、いくつかの案が検討されているようです。

1. 米原ルート案:敦賀駅から琵琶湖東岸を走って、滋賀県の米原駅からは東海道新幹線に乗り入れる。
2. 湖西ルート案:
琵琶湖西岸を走って京都駅へ、奈良県を経由して大阪府まで延伸する。
3. 小浜・京都ルート案:敦賀駅から西へ福井県小浜市を経由してから、京都・奈良・大阪へと乗り入れる。

コスト面とダイヤ

3つのルート案にはメリットとデメリットがありますが、一番はコスト面です。

北陸新幹線を東海道新幹線への乗り入れまで距離が短ければ建設費を圧縮できるため、一番距離の短い米原ルートが有力ですが、東海道新幹線の過密ダイヤに北陸新幹線の乗り入れのダイヤを盛り込むことは困難なようです。

小浜・京都ルートで大阪まで建設も上りましたが、小浜・京都ルートは一番整備区間が長いので、建設費用も莫大、工事期間も長くなるで暗礁に乗り上げています。

住民の方の反対

上記のような問題点に加えて、沿線となる予定の京都府内では、住民の方からの建設反対の声が上がっていると報道されています。

そのため、工事計画の認可に必要な環境影響評価が遅れてしまっており、今のところ時期の目途も立っていないとか。

北陸の方にとっては、早く解決してもらいたい問題ですが、開業までにはまだまだ時間がかかりそうです・・・

北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業まとめ

この記事では、盛り上がりを見せている北陸新幹線延伸開業についてお伝えしてきました。

今回の開業で東京駅から敦賀駅までの所要時間が3時間前後で行けるようになり、沿線の温泉地や敦賀駅へも東京駅から乗り換えなしで行くことができるようになり、観光だけでなくビジネス需要や、日本経済の盛り上がりにも楽しみです。

北陸が身近になることで、能登半島地震の被災地の方の復旧・復興の原動力になってもらいたいですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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