2023年10月12日に放送されたドラマ「いちばんすきな花」の第一話。
深雪夜々(みゆきよよ)役の今田美桜さんが「カタツムリになりたい、カタツムリになりたい」と連呼するシーンがあり、この言葉に共感する声が多く出ています。
そこで今回は、「いちばんすきな花」で今田美桜さんのセリフ「カタツムリになりたい」の意味について考察していきます。
いちばんすきな花「カタツムリになりたい」の意味は?
「いちばんすきな花」の第1話、今田美桜さん演じる深雪夜々が雨の中、真顔で「カタツムリになりたい、カタツムリになりたい」と連呼するシーン。
「カタツムリになりたい」というセリフに共感する声がたくさん上がっていますが、一方「意味がわからない」と言った意見も出ています。
「カタツムリになりたい」のセリフの意味は、
カタツムリは雌雄同体(しゆうどうたい)で、オスメスの区別がないカタツムリになりたい
という意味だと思われます。
カタツムリは雌雄同体で、一個体でオス・メス両方の生殖器官を持ち、性別の区別がありません。
ミミズ、ナメクジも同じく雌雄同体です。
今田美桜さん演じる深雪夜々は、ビジュアルが良いが故に同姓からは男を狙っていると心無い言葉を言われ、一方異性からは2人で会うだけで性的な対象と見られるという状況でした。
自分にその気がないにもかかわらず、仲の良い同姓の友人からも、職場の同僚からも、勝手に勘違いされ酷い言葉を掛けられ、その状況に疲れた様子でしたね。
さすがにこの状況になると「(性別のない)カタツムリになりたい」と思うのも無理はないのかもしれません。
このことから「カタツムリになりたい、カタツムリになりたい」と無表情で念仏のように繰り返していたと思われます。
いちばんすきな花「カタツムリになりたい」の伏線
「カタツムリになりたい」のセリフにはさまざまな伏線が張られていました。
- 深雪夜々の働く美容院が「Snail」
- 「Snail」の「a」がカタツムリ
- 深雪夜々の待受がアジサイ
と、深雪夜々とカタツムリはタイトルの「いちばんすきな花」ともかなり関係していると考えられます。
美容院が「Snail」
深雪夜々が働く美容院の名前が「Snail」で、「Snail」は「カタツムリ」の意味です。
嫌味な先輩や、下心丸出しの同僚がいる職場ですが、「カタツムリになりたい」と唱える深雪夜々なので、敢えて「Snail」を選んで働いているのかもしれませんね。
美容院の名前が今後、ストーリーに関係しているのか気になります。
「Snail」の「a」がカタツムリ
さらに「Snail」の看板をよく見ると、カタツムリになっています。
「a」が横を向いて、目も付いていてかわいいロゴですね。
こんなところにもカタツムリの演出がされていました。
深雪夜々の待受がアジサイ
深雪夜々のスマホの待ち受けが「アジサイ」でよく見ると、アジサイの葉にカタツムリが見えます。
ここにもカタツムリの演出がされていました。
深雪夜々にとって「いちばんすきな花」はアジサイなのかもしれませんね。
一方、アジサイの葉には毒があり食べると中毒を起こすと言われていますが、カタツムリはアジサイの葉を食べないので影響はないと言われています。
アジサイとカタツムリが、深雪夜々の物語にどこまで影響してくるのかはわかりませんが、いろいろと伏線が張られているようで今後の展開が楽しみですね。
いちばんすきな花「カタツムリになりたい」まとめ
今回は、木曜22時のフジテレビ系で放送中のドラマ「いちばんすきな花」第1話で今田美桜さん演じる深雪夜々が「カタツムリになりたい」と言ったセリフの意味についてお伝えしました。
カタツムリは雌雄同体であることから、オスメス区別のないカタツムリになりたいと言う意味でこのセリフを言ったと考えられます。
自身のビジュアルの良さから、同姓・異性からも勘違いされ心無い言葉を掛けられるという状況で、性別のない「カタツムリになりたい」と無表情で繰り返していたのでしょう。
深雪夜々の「2人に見えんのかよ!!!」のセリフもかなり心に刺さり、今後の展開も楽しみですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。