昭和の戦時中を舞台にした作品、『終わりに見た街』。
この作品のラストについての考察が、ネットで話題になっています!
今回は『終わりに見た街』のラストについて、徹底調査しています。
さらに他にも『終わりに見た街』のあらすじや感想についても、ご紹介していきますね。
※内容にはネタバレを含みますのでご注意ください!
【ネタバレあり】終わりに見た街のラストの考察5選!
『終わりに見た街』のラストについて5つ考察してみました。
- 黒幕の存在
- おばあちゃんの若返り
- 未来にも戦争がある可能性
- 未来に原爆がある可能性
- 学ぶことの大切さ
作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。
①黒幕の存在
1つ目の考察は、黒幕の存在です。
『終わりに見た街』のラストで、寺本プロデューサーがSNSを更新。
このときセリフがあったものの、具体的には何を言っているかはわかりませんでした。
ただ内容的に推理したところ、
誰かにワインを開けることや地下シェルターに来ることを呼びかけている
ということがわかりました。
この作品は、戦争がテーマとなっている作品。
非常時にも関わらず、ワインなど開けることは考えにくいですよね。
このことから、他にも黒幕がいた可能性が考えられます。
事前にこの展開が予想出来ていたのかも・・?
②おばあちゃんの若返り
作品内では80代の認知症のおばあちゃんが登場しています。
しかしラストシーンでは、
80代のおばあちゃんが10代に若返っていた
ということがわかりました。
タイムスリップするがテーマとなっている『終わりに見た』。
作品ではおばあちゃんは何か大切なことを伝えたかったのかもしれませんね。
③未来にも戦争がある可能性
『終わりに見た街』のラストシーンでは、
戦時中にタイムスリップしたことで大変な状況でも生き抜こうとする姿
この姿が印象的だった人も多いはず。
このことから戦争=過去ではなく、戦争=未来にも起こる可能性を表しているのかもしれません。
平和がずっと続くわけではないという意味かも・・!
④未来に原爆がある可能性
こちらも先程と少し内容が似ていますが、
『終わりに見た街』ではラストに空爆のシーンがある
このことから、原子力爆弾を想像させることが推測できますね。
このような出来事も過去のものではなく、未来に起こる可能性を示しているのではないでしょうか。
⑤学ぶことの大切さ
『終わりに見た街』のラストでは、
元の時代や元の生活には戻ることができない
ということが印象的だったかと思います。
つまり戦争が始まると、これまでの生活に戻ることは出来ないということ。
なんてことのない生活でも、どれだけ大切だったのか考えさせられる作品かと思います。
当たり前の生活もそうではないってことだね!
ラストに伝えたかったことは?
『終わりに見た街』がラストに伝えたかったことは、
- 戦争という出来事を忘れてはいけないということ
- 過去のものではなく未来にも起こる可能性がゼロではないこと
- 過去の出来事をどのようにして未来に活かしていくのか考えること
このようなことだと考えられます。
「戦争」や「原子爆弾」と聞くと、やはり昔の出来事とイメージする人が多いですよね。
この作品を見ることで、
改めて自分の日常や未来について考え直すことができるきっかけとなる
ということがわかりました。
終わりに見た街のあらすじや感想も!
『終わりに見た街』は、テレビドラマの男性ライターが主人公となっています。
- 自分
- 妻
- おばあちゃん
- 中学生の娘
- 小学生の息子
5人家族で幸せな生活を送っているところ、突然戦争の時代にタイムスリップ。
戦時中の生活を余儀なくされ、子どもたちも一生懸命に生き抜くように。
しかし、戦争を経験することで当時の歴史とは違う一面が明らかに。
大空襲がかなり前から始まることとなり、予期せぬ空襲や爆発に遭遇してしまいました。
爆風をきっかけに現代の東京に戻るものの、東京は壊滅状態。
家族はどのようにして戦争を乗り越えていくのでしょうか。
時間軸の変化
『終わりに見た街』では、時間軸の変化も注目されています。
- 過去ではなく現代の世界が崩壊
- 主人公よりも若い女性を「お母さん」と呼ぶ
- 戦争によって崩れていく未来の都市
こうしてみると、「過去」だけではなく「未来」にどのような影響があるのか注目ですね。
SNSの意見は?
『終わりに見た街』の感想について、SNSの意見を調べてみました。
少し難しい作品ではあるものの、考え直すきっかけになりそうですね。
終わりに見た街のラストまとめ
『終わりに見た街』のラストについてご紹介しました。
ラストの考察については、考え方が人によってさまざまですよね。
戦争や未来について、考え直すきっかけになる作品ではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。