学生たちの間で話題になっている令和ノート。
とても便利な反面、学校では令和ノートを禁止しているところもあることがわかりました。
令和ノートはなぜ禁止されているのでしょうか。
今回は令和ノートが禁止されている理由の他にも、問題点など課題についてご紹介したいと思います!
令和ノートはなぜ禁止されている?

令和ノートが禁止されている大きな理由は、
自分で勉強したことにならない
ということが最も影響があるようですね。
「自分で」ノートをまとめることにより、課題や試験をこなして成績に繋がるかと思います。
しかし、その部分をAIに頼ってしまうと勉強している感覚になりがち。
その結果、勉強しているようでしていない感覚になるので良い成績を残すには繋がりにくいのではないでしょうか。
AIに頼りすぎてしまうため禁止

令和ノートは、
- 授業の音声を録音
- 録音内容を自動で文字起こし
- 録音内容から重要な部分を自動で要約
こういった部分をすべてノートに書き出してくれるアプリです。
つまり、授業の内容を聞いたり黒板の内容をノートに起こす手間がなくなるということですね!
令和ならではのこの方法には、やはり良い意見と悪い意見が対立していました。
ゆう全部AIに頼ってしまうことになりそう・・
令和ノートの禁止について問題となる点は?

令和ノートが禁止されることについて、問題点がいくつかあります。
- 著作権問題
- 個人利用の識別が難しい
学校の教師が作成した授業の内容は、教師がオリジナルで作成したものもあります。
そうなると著作権は教師のものになるので、
教師が作成した資料の取り込みができなくなる
いわゆる「無断取り込み」になるので、教師の中には著作権を嫌がる人もいるかと思います。
仮に取り込みOKだったとしても、その内容を「誰」が「どのように」使用するのか判断が難しいところですよね。
- 「自分」の「勉強」のために使用する
- 「他人」が休んだから「資料」として見せる
こういった部分は、本人以外から判断することは難しくなることが予想されます。
授業以外の音声が録音されてしまう
授業中に音声を録音した場合、もちろん授業内容以外の音声も録音されることになります。
そのため学生たちの雑談なども録音されるので、プライバシーの問題も不安ですよね。
さらに音声の内容によっては、あとからトラブルになることも予想されます。
こういったことを考えると、従来の紙のノートを利用する方が安心かと思います。
試験の会場に持ち込みできない?

試験会場では、電子機器の使用を禁止していることがほとんどです。
- スマホの持ち込みはOKでも使用禁止
- 試験中の電子機器の操作は禁止
など、学校によって違うものの令和ノートは、おそらく試験会場に持ち込み出来ないことが予想されます。
せっかく試験対策をしても、カンニングなどを疑われてしまうのは避けたいところ。
令和ノートの使用について否定的な意見が多く出るのも納得ですよね。
ゆう自分で勉強するほうが間違いないよね!
令和ノートが禁止される課題について調査!

令和ノートが禁止される背景には、成績の評価の付け方が難しい部分も影響しているかと思います。
教師から見ると、「学生」が作ったのか「AI」が作ったノートなのか判断が難しいですよね。
便利な反面、やはり問題点は山積み。
学校や教師によって使用するルールも変わってくるので、1番のポイントは従来のルールに従うこと。
そうすることで、のちのち出てくる可能性のあるトラブルを防ぐことができます。
手書きノートと令和ノートを併用する

令和ノートが使用OKの場合、すべて令和ノートに頼るのではなく部分的に使用することをおすすめします。
| 自分ですること | 令和ノートがすること |
| 授業のノートをまとめる | 自動で文字起こしをする |
| 提出物の作成 | 資料の要約 |
| スマホで黒板を撮影 | クイズの作成 |
| AIが作成した内容を復習 | 授業が早いときにノート化 |
基本的には自分で勉強する姿勢を持ちつつ「大変な部分」や「時間がかかる部分」を、令和ノートに任せること。
いわゆるハイブリッド形式で令和ノートを利用すると、時間の効率に繋がるのではないでしょうか。
ゆう学ぶ姿勢を持ちつつ時間を有効活用しよう!
令和ノート禁止問題まとめ
令和ノートが禁止されている問題点について、ご紹介しました。
すべてAIに任せてしまうと、自分が困ることが予想されます。
トラブルに発展する可能性も否定できないので、一部で令和ノートを使用することが便利かもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。