「晴れの特異日」とは聞きなれない言葉ですが、ずばり、「他の日に比べて、過去からの統計的に、晴れる確率が高い日のこと」です!
2024年6月1日(土)は、この「晴れの特異日」に当たります。
6月1日(土)は「晴れの特異日」
実際に、2024年6月1日の天気図をみてみると、この通りです。
梅雨前のじめじめした季節にも関わらず、全国的に晴れの地域が多いですね!
6月1日は、「衣替え」「牛乳の日」などとも言われますが、「気象記念日」でもあります。
なんでも、かつて気象庁が業務開始したことを記念する日だそうですが、「気象記念日」が「晴れの特異日」なのはちょっと面白いですね!
6月は雨のイメージがある時期ですが、この日は予定が立てやすそうです。
「晴れの特異日」はいつ?
ちなみに、年間の「晴れの特異日」は、以下の4日間と言われています!
- 1月16日(2024年は火曜日)
- 3月14日(2024年は木曜日)
- 6月1日(2024年は土曜日)
- 11月3日(2024年は日曜日)
6月1日以外の、「晴れの特異日」をみてみると・・・
1月16日は、「初閻魔」と呼ばれる日。なんでも、仏教にある「地獄のお休みの日」だそうで、鬼も亡者も休む日だそうです!
閻魔様を祭っているお寺では、この日に「御開帳」が行われるため、お参りする人も多いのだとか。お天気になると助かりますね!
3月14日は、「初閻魔」と呼ばれる日。なんでも、仏教にある「地獄のお休みの日」だそうで、鬼も亡者も休む日だそうです!
3月14日といえば、「円周率の日」と呼ぶ人もいますが(笑)、やっぱり皆さんが気になるのは、ホワイトデーであることではないでしょうか。
2024年は残念ながら平日(木曜日)でしたが、バレンタインデーにもらったお返しをするという男性も多かったことでしょう。
もし気になる相手がおり、何かしらのアクションを予定している場合、晴れている方が雰囲気が良くなるというのは言うまでもありませんね!。
11月3日は、皆さんご存知の通り「文化の日」。1946年に日本国憲法が公布されたのを記念しているお休みです。
季節も良く、この日はお出かけを計画する人も多いでしょうから、「晴れの特異日」であることはありがたいですね!
「雨の特異日」も存在する!
なお、「特異日」という言葉は「晴れ」に限った話ではなく、過去の天気の統計的な結果から、ある天気が現われる割合が他の日と比べて多い日を全般的に指しているようです。
もともとは100年ほど前に、ドイツの気象学者が研究に基づいて提唱したのが始まりで、世界的に認められている概念のようです!
ちなみに、気象庁のホームページにも、「特異日」について解説があります(リンクはこちら)。ただ、明確な定義はなく、公式に定めているものではないみたいですね。
あくまで、過去の統計に基づく経験則であり、なぜそうなるのかは分かっていないようです。
なお、「晴れの特異日」の他には、なんと「雨の特異日」というものもあります!
- 3月30日(2024年は土曜日)
- 6月28日(2024年は金曜日)
- 7月17日(2024年は水曜日)
- 9月12日(2024年は木曜日)
3月30日は、プロ野球の開幕3連戦にかぶることも多く、野外球場でチケット購入を考える際には頭に入れておきたいですね。
6月28日は、梅雨まっただ中というイメージがある時期ですが、高確率で雨なのですね(笑)。
7月17日は、早い夏休みの人もいるでしょうし、暑さ真っ盛りで海に行きたいタイミングなのに、雨のリスクがあるんですね!
9月12日も、暑さが落ち着いて気候が良さそうなので、お出かけしたいタイミングであり、注意した方が良さそうです。
他には、「気温が下がる特異日」「気温が上がる特異日」など寒暖関係のほか、なんと「台風襲来の特異日」などといったものまであるようです!
「晴れの特異日」まとめ
「晴れの特異日」とは、統計的にお天気になる確率が高い日であり、年間に4日間あることがわかりました!
また、「特異日」は「晴れ」だけではなく、「雨」などもあるようですね。
これらの「特異日」を手帳などにメモしておくと、お出かけのスケジュールなどが立てやすいかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!